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酒場の君(単行本)
¥1,650
酒場の君 武塙麻衣子 著 書肆侃侃房 2024年9月3日 四六判 装丁 有山達也 装画 村上テツヤ 帯文 加藤ジャンプ 「私はこの夜をきちんと覚えておこうと思った」 横浜、野毛、鶴見、川崎、西荻窪、渋谷、武蔵小杉、湯島、早稲田、そして長野、名古屋、京都━━。忘れえぬ酒場の思い出。 リトルプレス「酒場の君」「酒場の君2」に書き下ろしを加え書籍化。 著者初の商業出版となります。ファン垂涎のエッセイです。 読めばきっと酒場が人が恋しくなる、美味しいつまみを食べたくなる一冊。 「この世の中に存在する「酒場」は数知れない。本を読んでも読んでも決して読み尽くせないのと同じように、毎日どんなに食べ歩いたとしてもすべての店を訪れ尽くすことは到底出来ない。でもだから楽しいのだと思っている。私には私だけの酒場白地図というものが頭の中にあり、好きなお店や何度も行きたいお店、行ってみたいお店などを日々その地図に少しずつ書き込んでいく。その作業が楽しい」(「はじめに」より) 【サイン本について】 初回入荷分はサイン入りですが、冊数に限りがございます。 予めご了承ください。 【初版購入特典A2ポスター】 初版をご購入の方には特典として、著者の約2ヶ月分の書き下ろし日記を掲載したA2ポスターをお届けします。数に限りがございます。 https://note.com/kankanbou_e/n/naff8b3c0bdcd
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これはただの夏
¥649
これはただの夏 燃え殻 著 新潮文庫 名作「ボクたちはみんな大人になれなかった」に続く、その後の物語。それそれの場所で生きる四人が、絶妙な距離を保ちながら過ごすひと夏。
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さあ、本屋をはじめよう
¥2,200
さあ、本屋をはじめよう 町の本屋の新しい可能性 監修 和氣和氣 株式会社Pヴァイン 本屋が街から次々と消える一方で、日々新しい本屋が増えている。 この本の帯に「独立書店の時代がやってきた。」と記されているが、本当はどうだろう。全国の書店18店の店主のインタビューを交えながら、今の時代の本屋を考える本屋ライターでもある著者の最新刊。
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うちらはマブダチseason2
¥1,375
うちらはマブダチseason2 やまもとりえ著 KADOKAWA 2024年7月3日発行 貧乏で底抜けに楽しかった大学時代の友人たちとの交流を描き、大人気を博したコミックエッセイ第2弾。社会人になって成長した彼らを描いています。SNSの投稿に加筆されたエピソードに泣かされました。卓球部の作文や超絶技巧なスイーツレシピを巻末に収録。
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『百年の孤独』を代わりに読む
¥1,298
『百年の孤独』を代わりに読む 友田とん 著 ハヤカワノンフィクション文庫 ガブリエル・ガルシア=マルケスの小説『百年の孤独』を、読者であるあなたの代わりに「私」は読む。ところがつい話が横道に逸れて脱線してしまう。様々な記憶がマコンドの出来事と混ざり合い、「私」はいつしか「読む」ことの正体に近づいていく。驚異の自主制作本が文庫化!
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平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版
¥968
平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版 宮崎智之 著 ちくま文庫 アルコール依存症、離婚を経て、取り組んだ断酒。様々な文学作品を引きながら、日常の風景とかんじょうの機微を鮮やかに言葉にする。新たに3篇を加え増補新版として文庫化。 解説 山本貴光・吉川浩満
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母親からの小包はなぜこんなにダサいのか
¥814
母親からの小包はなぜこんなにダサいのか 原田ひ香 著 中公文庫 2024年8月25日 2021年9月に出版された単行本を文庫化。 小包にまつわる家族それぞれの想いが詰まった短編集です。
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大阪
¥924
大阪 岸政彦 柴崎友香 共著 河出文庫 「大阪」を書くことで、いま街の中で生きる自分の人生を書く― 九〇年代から二〇一〇年代に至るまでの時代と人の呼吸を活写した「大阪へ来た人」と「大阪を出た人」による初共著エッセイ。文庫化にあたり書き下ろしを収録。
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アルテリ 十八号
¥1,320
アルテリ 十八号 アルテリ編集室 2024年8月15日発行 A5判 152ページ 表紙 黒田征太郎 熊本発の文芸誌「アルテリ」18号です。 最新号は、武田砂鉄さんと田尻久子さんの対談をはじめ、多彩な執筆者による1冊となっています。 バックナンバーもありますので、ぜひ。
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アルテリ 十七号
¥1,320
熊本発の文芸誌アルテリ最新号です。 アルテリ17号 発行 アルテリ編集室 2024年2月22日発売 A5判 138ページ ◎執筆者 石牟礼道子▶︎渡辺京二▶︎谷川俊太郎▶︎池澤夏樹▶︎吉本由美▶︎坂口恭平▶︎藤原辰史▶︎磯あけみ▶︎ゆうた▶︎水野小春▶︎浪床敬子▶︎田尻久子 アルテリは、熊本の橙書店店主・田尻久子さんを中心に発行されている文芸誌です。熊本ゆかりの方々が寄稿しておられます。
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俳句+エッセイ 月とサングラス
¥880
俳句+エッセイ 月とサングラス 巽(ミヤモト ヒロミ)著 発行 こばこ舎(ホリデイ書店) 2024年2月25日発売 A6 72ページ 店主の第一句集です。 毎日更新される俳句コンテンツ『今日の一句』。四季折々の風物と移りゆく街の匂い、そして古書店の日々を詠んでいます。 500句余りの中から厳選した句に未発表句を加えました。巻末に書き下ろしエッセイを収録。手のひらサイズの小さな本ですので、鞄に忍ばせて街の中や旅先で読んでいただきたいです。 掲載句(抜粋) 地下街に鳩迷い来て冴返る 漱石は売れてゆきたり雲の峰 希うほど甘くなし通草の実 禍福はミルフィーユのごと冬の雲 古書の箱積んで重ねて去年今年
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パーティーが終わって、中年が始まる
¥1,540
パーティーが終わって、中年が始まる pha著 幻冬舎 978-4-344-04293-3 四六変型判 184ページ 定職に就かず、家族を持たず、 不完全なまま逃げ切りたい―― 元「日本一有名なニート」がまさかの中年クライシス⁉ 赤裸々に綴る衰退のスケッチ 「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。 何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。 この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。 喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」――本文より 若さの魔法がとけて、一回きりの人生の本番と向き合う日々を綴る。 人は中年になった自分とどう折り合いをつけていくのか。
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群像 8月号
¥1,550
群像 8月号 講談社 2024年7月5日発売 A5判 古川日出男「うつほ物語」 須磨の寓居にうつほの首巻「俊蔭」のみ運び入れた光る君は、筆を通して七絃の琴の一族の歴史を絵に描きはじめる——。時空間が超凝縮されたとき、私たちはそこに物語の起源を見る。 紗倉まな「うつせみ」 整形を繰り返すばあちゃんが目指すのは、どんな顔なんだろう。河川に囲まれた街で、辰子は鏡に映した自分を見つめる。 【小特集・豊永浩平】豊永浩平 武田砂鉄 倉本さおり 【創作】くどうれいん 高橋源一郎 張天翼 長野まゆみ 【批評】田村正資 【解説翻訳】ケイト・ザンブレノ 西山敦子 【論点】シェリーめぐみ 【『文化の脱走兵』刊行記念書評】川上弘美 【本の名刺】岸本佐知子 【最終回】岩川ありさ 竹田ダニエル 三木那由他 【追悼・野口武彦】吉村千彰 【連載】ブレイディみかこ・阿部和重・町田康・武塙麻衣子・保坂和志ほか
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群像 7月号
¥1,650
群像 7月号 講談社 2024年6月5日発売 A5判 柴崎友香「帰れない探偵 帰れない街の探偵」 【「論」の遠近法2024】小川公代 工藤庸子 小峰ひずみ 永井玲衣 長﨑健吾 福嶋亮大 水上文 三宅香帆 渡邊英理 ユリ・アボ 【新連載】小川哲 酒井順子 立川小春志 金原ひとみ「ディスコネクテッド」 増村十七「100分de名言を求めて」 〈追悼 唐十郎〉〈追悼 ポール・オースター〉 【連載】 阿部和重・松浦寿輝・保坂和志・鹿島 茂・武田砂鉄・武塙麻衣子ほか
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定食屋「雑」
¥1,760
定食屋「雑」 原田ひ香著 双葉社 978-4-575-24727-5 2024年3月21日 真面目でしっかり者の沙也加は、丁寧な暮らしで生活を彩り、健康的な手料理で夫を支えていたある日、突然夫から離婚を切り出される。理由を隠す夫の浮気を疑い、頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに。大雑把で濃い味付けの料理を出すその店には、愛想のない接客で一人店を切り盛りする老女〝ぞうさん〟がいた。沙也加はひょんなことから、この定食屋「雑」でアルバイトをすることになり――。個性も年齢も立場も違う女たちが、それぞれの明日を切り開く勇気に胸を打たれる。ベストセラー作家が贈る心温まる定食屋物語。人情と美味しい食べ物があれば人生はなんとかなるー著者が紡いできた物語に新しいエピソードが加わった。
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自分でやってみる人のための 校正のたね
¥880
自分でやってみる人のための 校正のたね 発行者 サワラギ校正部 デザイン・組版 コバヤシタケシ 2024年2月15日 第二版 新書判 31ページ 雑誌及び書籍編集、校正者としてのキャリアも長い著者による、校正について知っておきたいことをわかりやすくまとめられた冊子。 個人で発行物を作ることの多い昨今、自分で校正する人も多いのではないでしょうか。この本がその手助けになれば幸いです。 ※お一人様一点限りです。
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些末事研究 第九号 特集「結婚とは何だろうか」
¥700
些末事研究 第九号 A5サイズ 83ページ 編集発行人 福田賢治 毎号ワンテーマで構成、発行されている冊子「些末事研究」最新号です。 特集 結婚とは何だろうか 年齢も立場も違う書き手による「結婚とは」、メリットデメリットを語る通り一遍の切り口ではないそれぞれの思いをじっくりと。巻末の対談も興味深いです。 執筆者(敬称略) 塚田眞周博 山下陽光 石神夏希 田中昭全 サイトウマド 荻原魚雷 蓑田沙希 にしもとさほみ 鈴木潤 扉野良人 福田賢治
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些末事研究 第八号「行き詰まった時」(リトルプレス)
¥700
些末事研究 第八号 編集・発行 福田賢治 2023年2月 A5判 81ページ ミニコミ誌「些末事研究」の最新号。 多彩な書き手によるリトルプレスです。 特集「行き詰まった時」 行き詰まった時は、やり過ごすのか、またはやり過ごすことも出来なくて抗うのか。それぞれの物語がここにはあります。 ライターの荻原魚雷さん、フォークシンガーの世田谷ピンポンズさん、尾道の古本屋弐拾dBの藤井基ニさんと発行人の福田賢治さんの座談は、もがき続けた青春時代を振り返る話題もあり面白いです。 ○執筆者 山下陽光 世田谷ピンポンズ 藤井豊 サイトウマド 塚田眞周博 大阿久佳乃 蓑田沙希 鈴木潤 にしもとさほみ 齋藤祐平 中村勇亮 荻原魚雷 藤井基ニ 福田賢治 (敬称略)
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些末時研究 第七号「場所と私-私のテンポ」(リトルプレス)
¥700
些末時研究 第七号 「場所と私―私のテンポ」 編集:福田賢治 表紙写真・本文デザイン:佐々木茜 2022年5月発行 A5判 75ページ 年1回発行の文芸冊子「些末時研究」 特集:場所と私-私のテンポ 住む場所、働く場所、居場所・・・ その場所を自ら選んだのか、流れに任せてたどり着いたのか、理由は様々だが今の場所が永遠とは限らないのは皆同じ。 多彩な執筆者にも注目したい。面白いのでおすすめです。 【執筆者】 藤井基二 世田谷ピンポンズ 中村勇亮 サイトウマド 蓑田沙希 扉野良人 斎藤祐平 山下陽光 南陀楼綾繁 荻原魚雷 福田賢治
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些末時研究 第六号「途中でやめる」(リトルプレス)
¥700
些末時研究 第六号 特集「途中でやめる」 編集:福田賢治 表紙写真・本文デザイン:佐々木茜 年1回発行の文芸冊子「些末時研究」 特集:途中でやめる 「継続は力なり」というが、何かを正当な理由(学校の卒業とか)なしでやめることを「挫折」などと人生の落伍者のように言いがちである。 「途中でやめる」というファッションブランドがあって、その本なのかなと思ったが(実際、ブランドを主宰する山下氏も寄稿している)それは違いました。 多彩な執筆者によるエッセイ、コミックなど読み応えのあるリトルプレス。 【執筆者】 世田谷ピンポンズ 蓑田沙希 田中美穂 鈴木潤 サイトウマド 荻原魚雷 山下陽光 野村泰弘 福田賢治 東賢次郎 扉野良人 斎藤祐平
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国道沿いで、だいじょうぶ100回
¥1,540
国道沿いで、だいじょうぶ100回 岸本奈美著 小学館 2024年6月3日発行 100文字で済むことを1000文字で伝える作家の著者によるエッセイ。 何かにぶつかって凹んで立ち上がり、全力で疾走する。生きる力がみなぎる読めば元気が湧いてくる一冊。
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古本食堂新装開店
¥1,760
古本食堂新装開店 原田ひ香著 角川春樹事務所 2024年6月24日発行 「三千円の使い方」が大ヒット、人気作家の最新作は13万部突破した「古本食堂」の続編が登場。美味しいごはんと古本の物語ふたたび。初回限定投げ込み付録つき
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ある翻訳家の取り憑かれた日常
¥2,090
ある翻訳家の取り憑かれた日常 村井理子著 大和書房 2024年6月24日発行 翻訳家/エッセイストの村井理子さんによる、大和書房ウェブマガジン「だいわlog 」の連載を書籍化。2023年1年間の日記です。 琵琶湖のほとりで翻訳と執筆、家族の世話、愛犬と散歩、義理の両親の介護などなど目まぐるしい一年間の記録。連載企画「原田とエイミー」の五年後を描いた書き下ろし小説を巻末に収録。
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今日の人生3 いつもの場所で
¥1,760
今日の人生 3 いつもの場所で 益田ミリ 著 ミシマ社 2024年4月17日初版第2刷 「すーちゃん」シリーズなどで大人気のイラストレーターによる人気シリーズ最新作。何気ない日常を掬い取るまなざしに、はっとさせられたりほっこりしたり。 薄緑ピンクライトブルーで色分けされたページも楽しい。小説「念のため」収録。 以下、出版社の紹介です。 イラストレーターの益田ミリさんが、日々のささやかな出来事をマンガで綴る大人気シリーズの第3弾です。2020年の「今日の人生」から始まる今作では、ページが進むにつれて顔からマスクの絵が減ったり、おでかけや旅の話が増えるなど、私たち自身がこの間過ごしてきた日々の記録とも重なります。過ぎ去っていく毎日の中で、ともすれば自分自身でも忘れてしまっていた大切な思い出や、あの日の気持ち。毎日はくり返しのように見えても、一日として同じ日はなく。今日という日もまた、自分の大切な1ページなのだと、あらためて気づかせてくれる一冊です。